最も難しいモードで『メインフレーム・ディフェンダーズ』をクリアするためのコツをまとめた。
最高難易度とは

メインフレーム・ディフェンダーズには、ゲーム難易度に関係する設定が2つある。そのひとつは普通に「難易度」の設定で、VERY EASYからVERY HARDまでの全5段階。
そしてもうひとつが「アップグレード可能な敵」というチェック項目。チェックを入れてプレイすると、強化された敵ユニットが出現するようになる。
よって、メインフレーム・ディフェンダーズにおける最高難易度とは、難易度「VERY HARD」+アップグレード可能な敵「チェックあり」ということになる。
何がそんなに難しい
難易度どうこうの前に、メインフレーム・ディフェンダーズでは攻撃が外れるということがない。敵も味方も攻撃は100%当たる。おまけにHPも少ない。回復手段はいくつかあるが、回復量は雀の涙。一般的なゲームでいうところの復活や、完全回復もない。
そんな状態で殴り合ったらどうなる。すぐ死ぬ。要するに、勝敗が付きやすいのだ。
頭数は敵の方が多いため、性能が完全に上回っていないと基本やられる。戦闘でイレギュラーが起こることもほぼない。敵AIが予想と違う方を攻撃してくれて「た、助かった…」ってなるくらいだろう。勝つべくして勝ち、負けるべくして負けるのだ。
このような土台があり、その上に敵ユニットの強化が乗っかってくる。そりゃあ難しくもなるさ。
ユニット選択
ユニットのパラメータは全て同じ。各ユニットの違いは「アップグレード」と「初期装備」だ。
アップグレード
上でも書いたとおり、攻撃が必ず命中するので、「味方の攻撃回数を多く、敵の攻撃回数は少なくなるよう立ち回る」ことが重要になる。となると、「第2移動範囲+6」は外せない。
「第2移動範囲+6」のアップグレードを持つのは、イェーガー、パラディン、シナプス、メカニックの4機。部隊のユニットは決まった。
ちなみに、「第2移動範囲+6」はコストが安いのもありがたい。シナプス以外の3機はレベル1のアップグレードで有効にできる。シナプスでもレベル2だ。
他のメンツでも、実質「第2移動範囲+6」にすることはできる。「第2移動範囲+4」を持つアトラス、シヴァ、ヴィンディケーターの3機に、シナプスのレベル3アップグレード「部隊ユニットに2の第2移動範囲」を組み合わせると、合計で「第2移動範囲+6」になる。
初期装備
ユニットは決まったが、AとBどちらを選ぶべきだろう。
まずシナプスBとメカニックAは貴重な回復アイテムを持っている。選ばない手はない。
イェーガーはキネティック・キャノン(装甲穿孔3 射程11)を持つAでいい。キネティック・キャノンは単体でも強いので、のちのち手ごろな武器が手に入ったとき、他のユニットに持たせても活躍してくれるだろう。
パラディンはAが近接、Bが遠距離武器を装備している。どっちも強いが、やっぱり射程の長い武器の方が使いやすい。
ということで、部隊はイェーガーA、パラディンB、シナプスB、メカニックAがおすすめということになった。
初期部隊編成
300マターを使って、イェーガーとパラディンのアップグレード「第2移動範囲+6」を有効にする。パラディンの初期装備(偵察装備/バイオスチールフレーム)が不要になるので、シナプスかメカニックに渡す。これで2回移動できるユニットを最初から3機使えるようになる。
ミッション難易度
通常のプレイであれば、クリア報酬を基準にミッションを選ぶだろう。最高難易度の場合は「クリアしやすさ」を基準にしないと、先に進むことすらままならない。
ミッションにはEASY、NORMAL、HARD、3段階の難易度がある。難易度が高いミッションは上位の敵ユニットが出現したり、部隊を構成するユニットの数が多かったりする。当然クリアは困難になる。EASYとNORMALがあったらEASYを選び、NORMALとHARDならNORMALを選ぼう。
最優先事項は「より低い難易度のミッションを選ぶ」だ。
「データのダウンロード」と「マター保管室強襲」
ミッションは「データのダウンロード」か「マター保管室強襲」を選ぼう。これらのミッションは、クリア条件に「敵ユニットの全滅」が含まれていないので、他と比べて難易度が低い。なんなら、敵と一切刃を交えることなくクリアも可能。平和だ。
逆にこの2つ以外のミッションは、敵ユニットを全て破壊しないとクリアできない。
データのダウンロード
いずれかのユニットをダウンロードパネルに乗せたあと、生存している全てのユニットがホームパネルに乗った時点でクリア。敵のターンであったとしても条件を満たせば即クリアとなる。書くまでもないが、このミッションでは移動範囲が物をいう。
ユニットをダウンロードパネルに乗せるときは、必ず第1移動で乗せよう。そうしないと1回分、移動回数を損する。
敵増援は定期的に発生し続けるため、戦闘が長引くほどクリアが難しくなる。最悪、1機だけでもホームパネルに残っていればクリアになることを覚えておこう。

マター保管室強襲
いずれかのユニットをマターパネルに乗せたあと、生存している全てのユニットがホームパネルに乗った時点でクリア。データのダウンロードとほぼ同じだが、マター保管室強襲では複数のパネルにユニットを乗せなくてはいけない場合がある点が異なる。
敵増援が発生するまではターンに余裕がある。マップをきちんと探索し、マターを取ったあとの最短避難経路を確保しておこう。ユニットをマターパネルに乗せるときは、同じターン中に全て乗せる。ユニットがパネルに乗るたびに敵増援が発生するが、これには構わずホームパネルを目指す。
たまに、マターを取らなくてもクリアできる条件になっていることがあるが、これはバグ。実際は1つ以上取らないとクリアにならない。
その他のミッション
ミッション一覧に「データのダウンロード」、「マター保管室強襲」がなかったり、あったとしてもミッション難易度が高いことがある。そういうときのために、各ミッションの概要をまとめる。
感染ノードの抹消
感染ノードを破壊したあと、残る敵部隊を殲滅すればクリア。感染ノードを破壊するまでは、毎ターン電波干渉を受ける。
感染ノードを迅速に破壊することがポイントだが、道中を敵部隊に塞がれていた場合、電波干渉というハンデを抱えて戦うことになる。
生成機の破壊
生成機を破壊したあと、残る敵部隊を殲滅すればクリア。生成機は3ターン毎に敵ユニットを産む。
「感染ノードの抹消」と同じく、生成機をいかに早く倒せるかがポイントとなる。生成機を一撃で倒せる射程の長い武器がないとキツい。
メンテナンスステーションを破壊せよ
メンテナンスステーションを破壊したあと、残る敵ユニットを殲滅すればクリア。
メンテナンスステーションだけならまだしも、生成機まで置いてある。ダメージを受けた敵ユニットが、メンテナンスステーションに向かって退却するのも厄介。
反攻作戦
敵ユニットを殲滅すればクリア。特殊条件に「プロトタイプ」と表記されているミッションでは、敵部隊に「デバステーター」等のレアユニットが含まれる。
このミッションのマップは、中央に大きな部屋があり、その周りを囲むように部屋があるという構成。壁に穴を開けて逃げながら戦うことができるので、ミッション難易度が高くても意外とクリアできたりする。こういう戦い方ができるのも「第2移動範囲+6」の魅力だ。
あるいは障害物を盾にして、敵を待ち構えてもいい。運が良ければ補給ポイントもある。
防衛システムを起動
センチュリオンを起動したあと、残る敵部隊を殲滅すればクリア。センチュリオンを起動すると強制的に敵増援が発生する。
あまり頭は良くないが、味方が2機増えるのはありがたい。最初からマップにいる敵部隊を倒してしまってから、センチュリオンを起動するのがベター。
ダメージを通すには
最高難易度の敵は装甲値が非常に高いので、ダメージが通りにくい。対策は3つある。
ひとつはシンプルに「火力を上げる」だ。しかし敵はダメージの上限を制限してきたりもするので、単に火力を上げるだけだと十分とはいえない。
2つめは「装甲穿孔」。装甲値を下げる状態異常だ。装甲穿孔で装甲値を下げてから、高火力の攻撃をお見舞いするというのが、最高難易度における定石だと思う。
3つめ。低火力、装甲穿孔なしでもダメージを通す方法がある。それはクリティカルダメージだ。クリティカルダメージは装甲値の影響を受けないため、100%ダメージが通る。また、武器のダメージが0の状態でもクリティカルダメージは100%保証される。
オーバーヒート特化
状態異常も特化すれば強いが、状態異常によるダメージを60%もカットする敵がネックになる。その点、オーバーヒートによるダメージは軽減されることがない。
実はめちゃくちゃ強いのでは…と思って組んでみたのだが、まあ確かに強いのは強い。けれども、オーバーヒート系のアップグレードを持たないユニットだと、せいぜいサポート役止まり。メイン攻撃役にはなれない。ヒート値150~200クラスの敵が出てくると御役御免って感じだった。
効果を重複させよう
ユーティリティアイテムや部隊アイテムは、同じアイテムを複数装備することによって効果を重複させられる。
おすすめは部隊アイテムの「スカベンジツール」だ。ミッション終了時にもらえるマターが20増える。4つ装備すれば+80にもなる。
立ち回り
繰り返しになるが、攻撃は必ず命中するので、敵に攻撃させないように立ち回ることが大事。1回目の移動で攻撃し、2回目の移動で物陰に隠れる。確実に敵の頭数を減らす。
参考:大火力&装甲穿孔特化

ここまでアイテムに恵まれるのも珍しい。楽勝だろ。

ボロッボロ。
イェーガーA

「第2移動範囲+6」のみ。マターはアイテムの方に使った。
パラディンB

こちらも同じく「第2移動範囲+6」のみ。装甲穿孔のアップグレードを有効にしたかったが、そこまでの余裕はなかった。
シナプスB

レベル3の「内部ダメージのカウンター」は地味に役立つ。
メカニックA

たった1ではあるが、塵も積もれば山となる。毎ターンダメージが上がる効果は強い。
参考:クリティカルダメージ特化

このときはイェーガーB、パラディンA、シナプスB、メカニックAという部隊でプレイしている。
序盤でスカベンジツールが来てくれたので、4機ともアップグレードをレベル3にできた。その反面、レアアイテムは少ない。ティアー3の終わりまでは全機デフォルトの武器だったが、ファイナルミッション直前で「メソン A-70」を入手できたことが大きかった。
ファイナルミッションでは、やや敵AIに助けられたような局面もあったものの全機生還。ただ、耐久値は4機とも15を切っていた。
イェーガーB

武器には恵まれなかったが、武器のダメージは伸ばせたので、LV3のアップグレードでは射撃回数を増やした。
パラディンA

フィルターモジュール(移動回数が残っている限りクリティカル発生率100%)があったので、クリティカル発生率以外を選択。
シナプスB

おそらく、レベル3のアップグレードを有効にした時点では、メカニックがニードルを装備していたため、最低ダメージを上げる方を選んだと思われる。
メカニックA

レベル3はこれ一択。
おわりに
本作を知り尽くした者でも、この難易度には早すぎるかもしれない。運も必要になるだろう。
メインフレーム・ディフェンダーズ
偉そうに長々と書いてきたけれど、実はファイナルミッションをクリアできるのは20回プレイ中、1回ぐらいの頻度。普通なら嫌になってやめてると思うんだけど、なぜかこのゲームは続けられるんだよなあ。この記事を書いてる時点で161時間プレイしてますが、まだ飽きてません。ホントいいゲームっすわ。
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